働き方に合わせてビル空調をスマートに実現しませんか?
空調設備とは、建物内の温熱環境、空気環境を調節するためのシステムです。
近年、省エネルギー化や、オフィス空間の快適性に対する要求が高まっていることから
オフィスビル向けの空調設備の技術革新が進んでいます。
ビルの空調設備は、大きく「セントラル(中央)空調方式」と
「個別空調方式」の2つに分類できます。
セントラル空調方式は、ボイラーなどの熱源装置を一か所に集めて
設置しビル全体の空調を制御しますので、次のようなメリットがあります。
・総合的に温度管理ができる
・静音性に優れている
・テナントはメンテナンスの手間が不要
また、コロナ禍で換気ニーズも高まるなか、セントラル空調方式は空気を入れ替えるので
空気の質の維持という観点からも、優れているといえます。
さらに最近では、エリアごとの温度調節などができる
「VAV(可変風量)システム」が登場し、使い勝手はより改善されています。
いっぽう、個別空調方式は、熱源装置をエリアごとに設置して
個別に空調をコントロールする仕組みです。
さまざまな働き方が広がるなか、部屋ごとに温度を自由に調節でき
機器をオンオフできるのと、ランニングコストが抑えられるのが
効率的でメリットとなる点です。
「建築物における衛生的環境の確保に関する法律」(通称:ビル管法)では
オフィス内の温度基準の範囲を「摂氏17度以上、摂氏28度以下」としています。
また、環境省の「温室効果ガス排出抑制等指針」では
夏場は摂氏28度、冬場は摂氏20度」が目安として提唱されています。
しかし、空調設備の温度設定を摂氏17度以上、摂氏28度以下に設定しても
窓からの日差しやIT機器からの放熱などによって
同じ室内であっても、場所によって体感温度は異なりますから
「差」の出ない工夫が重要となっています。
空調メーカーの技術開発によって、こうした課題クリアの方法として
温度センサーや人感センサーといった「スマート化」が進んでいます。
室内の状況を把握し、効率的に運転制御したり
外気温や天候、日照時間などのデータを人工知能で分析して
最適化する「フィードフォワード制御」の導入も始まっています。
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